株主優待とは・注意事項
株主投資をするメリットのひとつに株主優待制度があります。株主優待制度は株主だけが受けられるサービスで、その内容は自社製品や鉄道会社は無料乗車券を配っています。百貨店やスーパーは買物優待券を配りますし、映画会社は劇場招待券、外食産業は優待食事券を配ったりとさまざまなものがあります。
この制度は株式を発行する企業の義務ではありませんが、年々実施する企業が増えてきています。魅力ある優待サービスを行なうことで、投資家の注目を集め購買層の拡大が図れることや株主が株式を長期保有してくれることが見込めるため、企業にもメリットがある制度だからです。
株主優待は企業が定める一定数以上の株
株を持っていなくてはいけませんが、ミニ株により少額投資を行う個人投資家にも、身近なサービスとなってきました。
株主優待を受けるには注意が必要
株主優待を受けるためには、権利が得られる権利確定日の5営業日以前に株を買う必要があります。ただし、決算日には受け渡しをしないことになっていますので、期末に株主になるためには1日ずれて決算日の5営業日前に買う必要があります(この日のことを『権利付最終売買日』といいます)。保管振替制度(ほふり)を利用していない場合は名義書き換え手続きが必要となります。
保管振替制度を利用していても、実質株主通知が行われる権利確定日と、企業の株主優待の権利確定日が異なることもあります。そうなった場合は名義書き換え手続きを行わないと、次の
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株主優待を受け取ることができません。ですから株主優待が受けられる期限の権利確定日には注意が必要です。
需要と供給のバランス
株価は売る人が多くなれば値下がりし、買う人が多ければ値上がりするという、一般的な需要と供給の仕組みで動いています。この需要と供給のバランスを変化させる主な原因は、大きく分けて株式市場全体に関わるものと、企業や業界に関わるものがあります。
株式市場全体に関わる主な原因は、金利や為替、国際情勢、政治、天候などさまざまです。例えば、産油国付近で長期に渡って政情が悪化すれば、ガソリンや石油製品などの単価だけでなく、あらゆる企業の製造コストに関わってくるので、市場全体に影響が及ぶことになります。
企業や業界に関わる主な原因は、製品の発明、流行の変化などの他に、企業間の合併や買収などさまざまです。例えば、パソコンの新しいOSが発売されたとすると、パソコン自体、対応する付属機器、色々なソフトなど、業界全体に影響してきます。
テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、あらゆるものに目を向けてみましょう。
株の投資と銀行預金の違い
株に投資するお金と銀行に預金するお金の流れは、意外とよく似ているのです。株の場合は投資家自身が企業を選んで投資を行い、預金の場合は銀行が企業を選んで貸付けを行なっているからです。
これだけが銀行の業務ではありませんが、これまで
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企業に投資したことがない人も、間接的に企業に投資を行なっていたといえます。
株の投資と銀行預金の大きな違いは、メリットとデメリットの差にあります。
預金の場合は、銀行が貸付金を回収できないかも・・・というリスクを背負っているため、銀行の利益にかかわらず、預金者自身はほんの少ししか受け取ることができません。
株に投資する場合は、投資家自身がリスクを負って投資を行なっているので、企業から直接利益を得たり、株を売却することでも利益を得ることができます。
メリットとデメリットが表裏一体であることを知った上で投資をしていきましょう。